新型コロナウイルス感染拡大の影響もありご自宅で過ごす時間が多くなりました。
これまで気にしてなかった門やフェンスなど外構部分を「新しいものにしたい」「きれいにしたい」と外構やエクステリアのリフォームを検討し始めた方はいませんか?
今回は、家の内部などに比べてほったらかしになりがちな外構のリフォームについて詳しくご説明します。リフォームにかかる費用のほか、施工を依頼する際に気を付けるポイントなどもぜひご参考ください。
外構リフォームの相場
まずは、外構リフォームにかかる費用の相場をご紹介します。
門扉・門柱など門まわり
門まわりは、デザインやサイズが豊富なので費用に幅がありますが、だいたい約20〜40万円が相場となります。照明や扉ストッパーなど、オプションを付けるとさらに費用は高くなっていきます。
門まわりは家の顔になりますので、デザインもこだわりたいところですよね。
また、常に人が出入りする場所なので、使いやすさや防犯性も含めてリフォームを考えるのがおすすめです。
素材やデザインによって値段が異なるので、理想と予算を考えながら決めましょう。
玄関アプローチ
玄関アプローチとは、門から玄関までのことを指します。門扉と同じように、素材やデザインなどによって費用が異なります。家によっても広さが異なるので一概にはいえませんが、だいたい約10〜30万円あたりが相場です。
玄関アプローチは、家の前を通る人だけでなく訪問者もよく見るところなので綺麗にしておきたいところです。
ただきれいにするだけではなく、可能なかぎり見た目にもこだわり気持ちが高まるような空間にしておくといいでしょう。
周辺には、ガーデニングなどで華やかにすると、よりあなたらしい空間を演出できます。
フェンス・門囲い
防犯やプライバシーの保護も含めて、フェンスや門囲いは古くさびれているとよくありません。人目に多くつくところなので、積極的にリフォームを検討していただきたいです。
リフォームの費用としては、門柱や玄関アプローチよりも少し高い相場になります。
素材にもよりますが新しいものに付け替えた場合、1mあたり約1〜5万円です。加えて、基礎工事などもあるため総額で100万円前後も費用がかかるケースもあります。
外構フェンスを塗装するだけであれば、約10万円弱と安くなります。ただし、塗料などにより値段は異なりますので確認が必要です。
駐車場・ガレージ
ライフスタイルの変化によって、車庫の設置が必要になることもあります。
ほかにも、老朽化や災害によってリフォームが必要となるかもしれません。
新たにガレージの設置する場合、相場は約80万円程度〜数百万円になることがあります。ほかの部分と同じように、車庫の設備内容や素材にこだわりを持つと高額になっていくので、ご自身の予算と理想のバランスで判断しましょう。
また、車庫を設置する方法として、使わなくなった1階の部屋をガレージにリフォームすることも可能です。その場合、既存の部屋の床や壁など内装の撤去もありますが約50〜100万円程度が相場です。
カーボートの設置や交換など部分的なリフォームの場合、台数や敷地面積、使用する素材によって異なります
。2台分だと約数50万円前後です。ただし、地面のコンクリート化などを合わせると100万円に以上となることもあります。
費用は施工内容によって変わるため”見積り”が大切
このように、ある程度の「外構リフォームの相場」はわかりますが、どうしても施工内容や業者によって費用が異なります。
そのため、詳しい費用を知るためには見積りが大切です。
ご自身が依頼したい理想のリフォームと費用をきちんと照らし合わせ、失敗のないようにしましょう。
外構リフォームの予算が足りないとき
続いて、外構リフォームの予算が足りないときに考えるべきポイントをご紹介します。理想のリフォームを実現するためのコツですから、ぜひ参考にしてください。
優先順位を決める
外構リフォームを検討しているなら、まずは優先順位を決めるとよいでしょう。
一般的に、リフォームは費用負担が大きくなるため、できるだけ一度にまとめて依頼するほうがよいのですが、「予算が少し足りない」「一気にまとまった資金を用意できない」というときは無理は禁物です。
優先順位の高い場所から、複数回に分けて工事をする、一部だけこだわるというのもおすすめです。
自分でDIYをする
リフォームの全てをDIYで実現するは難しいですが、簡単なものであればご自身でもできるでしょう。
プロの手際や技にはかないませんが、玄関アプローチにレンガを敷いたりウッドデッキ周辺やガーデンにちょっとしたガーデニングなどをしてみたりと、場所によってはご自身でもできることもあります。
インターネット上でもDIYの仕方が紹介されていたり、動画で見たりすることもできます。
一部はご自身でおこない、基礎部分や大掛かりな部分はプロに施工をお任せするのがよいですね。
住宅ローンを組む
大掛かりな外構リフォームになりそうであれば、住宅ローンで対応することもできます。
まとまった資金を一度に準備できそうにないときは、計画的なローンを組むのもありでしょう。
リフォーム業者に相談すると、住宅ローンを紹介してくれます。新築に比べると必要資金はは少ないので、支払いもしやすいです。
支払いプランなどについても、事前にきちんと不安や疑問を質問・相談すると、安心できます。
適切なローンであれば不安も少なく、素敵なリフォームができるでしょう。
外構リフォームならぜひご相談ください
外構リフォームは、敷地の広さや素材などによって相場に大きな差があります。
予算を考えたうえで、リフォーム業者に相談することをおすすめします。弊社にお問い合わせいただくと、専門スタッフがご自宅へお伺いし、外構の状況などを詳しく調査いたします。
リフォームをご検討、リフォームでお困りでしたら、いつでもお気軽にご連絡ください。